FAQ

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Agencyシリーズについて、よくいただく質問をまとめました。

台帳:貸借期間満了となった土地を解約・再貸付する方法を教えてください
貸借期間満了で継続貸付という業務事例は少なくありません。そういう場合に事前にその議案書を作成する場合に、単純処理すると、新たな貸付については貸借期間中のためエラーになります。対応手順を紹介します。

手順

  1. 合意解約の申請情報を登録します
  2. 登録した合意解約の申請情報を用いて議案を作成します
  3. 議案に対する議決結果(許可)を入力します
  4. 議決結果を台帳に反映します
  5. 新たに貸付の申請情報を登録します
  6. 登録した貸付の申請情報を用いて議案を作成します
  7. 議案に対する議決結果(許可)を入力します
  8. 議決結果を台帳に反映します
台帳:データをEXCELで出力する方法を教えてください
AgencyMAXで管理しているデータを幅広く活用いただくためにAgencyではそのデータをExcelで利用することが可能になっています。帳票出力、台帳検索等で表示されるデータをExcelの形式で入手する手順を紹介します。

手順

  • 帳票関連について
    1. 各種帳票にて、種別【農地台帳】を指定し帳票印刷プレビューを表示します
    2. 保存ボタンをクリックします
    3. Excel形式で保存されます
  • 台帳検索結果について
    1. 台帳検索にて土地データの検索を行い、結果を表示します
    2. 出力ボタンをクリックします
    3. テキスト形式(txt)で保存されます
台帳:相続未登記の農地を抽出したい場合はどうすれば良いのですか?

目的

  • 相続未登記農地を求めます。
  • 台帳の状態として下記が条件になります。
    • 住民基本台帳との照合で 死亡の異動事由が設定されている。
    • 固定資産台帳との照合で所有者の最新情報が設定されている。

手順

  • 【台帳検索】機能で以下の検索条件で検索する
  • (土地) 大字=自市町村内に限定する(<=大字35)
  • (土地) 現況地目=農地の地目を全て選択(田,畑,樹園地)
  • (世帯員) 異動区分=死亡

※画面右の選択区分の「削除地を含まない」にチェックを付けてください。(青枠)

以上の設定で現在所有者が死亡している農地が抽出されます。下図はスクロールして末尾を表示しています。対象の筆数と面積の合計がわかります。

イメージ
相続未登記農地を検索
台帳:所有者が自市町村外在住の農地を抽出したいのですが
農地の所有者が自市町村外在住の筆数、面積を求める手順を2種類説明します。
「手順1」は所有者の世帯員情報から正確に求める方法です。
「手順2」は世帯員情報の住所に関する詳細情報が未入力な場合に概数として経営体の情報から求める方法です。

手順1

土地の所有者が自市町村外に在住しているかの判定としてその所有者の「世帯員/構成員データ」の情報(郵便番号、住所、住民区分等)で判断が可能です。郵便番号による判定での検索例を提示します。自市町村の農地という条件は「未登記農地」の場合と同じです。
  • (世帯員) 郵便<自市町村以外1(範囲最小値(999-0051)未満の郵便番号) OR
  • (世帯員) 郵便>自市町村以外2(範囲最大値(999-0059)より大きい郵便番号)AND
  • (土地) 大字=自市町村内に限定する AND (<=大字35)
  • (土地) 現況地目=農地の地目を全て選択

下図は「検索」実行して結果を表示し最下行までスクロールした状態です。

イメージ
所有者自市町村外農地を検索(手順1)

手順2

手順1で参照した「世帯員/構成員データ」の情報(郵便番号、住所、住民区分等)が未入力か検索抽出条件としては使えない整備状態の場合に、所有者が所属する「経営体」の大字で判断し概数を求める例を示します。この検索条件では下記の条件を満たすデータについては正しく集計されません。
  • 経営主は自市町村内に住んでいても経営主と住所が異なり自市町村以外に住んでいる所属世帯員が所有している土地が自市町村外在住としてカウントされません。
  • 経営主は自市町村外に住んでいても経営主と住所が異なり自市町村内に住んでいる所属世帯員が所有している土地が自市町村外在住としてカウントされてしまいます。
上記の誤集計はありますが、比率的にはそう多くはない農業委員会様が少なくなく「集計不可」よりは「誤差はあるが概数としてはほぼ妥当」という数字を抽出したい場合の現実的な方法と考え、「手順2」として以下、具体的な検索条件を提示します。
  • (経営) 大字>自市町村以外(> 大字35)AND
  • (土地) 大字=自市町村内に限定する(<=大字35)AND
  • (土地) 現況地目=農地の地目を全て選択
  • 検索実行で所有者自市町村外農地の筆数と面積が求まります。

下図は「検索」実行して結果を表示し最下行までスクロールした状態です。

イメージ
所有者自市町村外農地を検索(手順2)
地図:選択した複数の土地だけを強調した地図を資料として用意したいのですが
選択した複数の土地だけを強調した地図を資料として用意したいという場合の手順について選択表示レイヤの作成とシンボル属性の変更方法について説明します。

手順

(1)図形の選択
地図管理画面にて地図を表示し、強調したい土地の図形を選択します。【図形選択アイコン】をクリックし、図形選択モードの状態で図形をクリックすると、図形が選択できます。図形が選択されると、図形の線が水色で強調されます。
イメージ
図形の選択
(2)選択した図形だけのレイヤを作成
図形が選択された状態で【選択表示ボタン】をクリックします。すると、選択した図形だけのレイヤが作成され、さらに台帳と紐付けてシンボル(色塗り)の設定を行えます。
イメージ
選択した図形だけのレイヤ
地図:方位表示や縮尺表示も加えて地図を印刷したいのですが
地図を印刷する場合のモードとそこでの追加機能(方位表示、縮尺表示)等について説明します。

手順

(1)印刷したい領域の表示とレイアウトビューの選択
地図管理画面にて地図を表示します。地図の印刷を行いたい領域を表示したら、【表示タブ】の【レイアウトビュー】をクリックします。
イメージ
印刷したい領域の表示
(2)レイアウトビューの表示
【レイアウトビュー】をクリックすると、印刷時のイメージが表示されます。この状態で、【挿入タブ】の【方位記号】や【縮尺記号】や【凡例】をクリックすることで、印刷時のイメージ上にそれぞれの記号や凡例を追加できます。
イメージ
レイアウトビューの表示(方位記号+縮尺記号)